宿題で身近な生き物を持っていく
小学校2年生の息子の宿題で、近所で生き物を捕まえて学校に持っていくというのがありました。
きっと、生活(旧「理科」)の生物分野の学習教材なのでしょう。身近な生物を観察して、生物のことを知るのは大切なことです。
問題なのは、これを2年生176人全員に宿題として出したこと。聞いた話では、若葉台公園の池(上谷戸最上流)にアメリカザリガニを捕獲しに行った家庭もあったようです。こんな風に、無用な生物の人為的移動を大規模に行う結果になってしまいます。
そもそも若葉台公園に生息しているザリガニは稲城市の所有物であり、稲城市役所に無断で持ち出していいものではありません。はるひ野地区の街区公園や近隣公園、保全地区も同様に川崎市役所(麻生道路公園センターなど)の許可が必要ですし、黒川地区の山林に至っては地主個人から譲渡を受ける必要がありますからね。
2年生たちが、どんな風に「宿題」をこなしたのか、心配でなりません。
あと、人為的に移動させた生き物たちが小学校近辺で拡散されることのないようにしてもらいたいものです。
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コメント
自分の頃は、都内23区内でも校庭やその辺の原っぱにバッタやらなにやらたくさんいた時代でした。いろいろ難しくなりましたね。
投稿: munetc | 2013.06.04 15:24