『図解 電車のメカニズム 通勤電車を徹底解剖』
ただ走って止まるだけというように見える電車。これを各機能ごとに説明した新書(ブルーバックス)です。
本書では、台車、車体、ドアと窓、電気回路、モーター、ブレーキ、制御装置、車内乗客設備と章立てして、それぞれについて書いています。
新書という紙面が限られた中で全体を網羅して書かなければいけないという条件のせいか、どうも説明が端折られている気がします。特に台車や動力伝達の部分では、文面を読んでもちゃんとつながっての理解ができません。実際にはそれだけ複雑な機構であり、新書で説明しきるなんて無理だということなんでしょうね。
ほぼ毎日乗っている電車が、これだけたくさんの仕組みをすり合わせて組み上げられているものだと考えると、電車を作る人も整備する人も大変だなぁと感じます。これに、120円なり330円なりの切符を買うだけで乗せてもらえるんだから、たいしたもんです。
本書で取り上げられている車両は小田急4000形。僕にとっていちばん身近な車両形式のものですね。
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