直木賞受賞作ということで書店に山積みされていたので手に取りました。
北海道の寂れた場所にある、ラブホテル。このラブホテルを巡るいろんな物語を集めた小説です。
ラブホテルという、悪くはないんだけど後ろめたい存在をうまく使って物語を作っています。いろんな人の、うまくいっていない人生がラブホテルの寂寥感と調和して、この本全体の印象を作っています。
ラブホテルというのは必ずセックスが絡むもので、セックスには男女の感情や人生が大きくのしかかってきます。それが、寂寥感あふれるラブホテルで繰り広げられる暗さというか人生のショボさというか。なんとなく心が重くなる小説でした。


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