『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』
SNSで話題になってて気になった本です。
「ドーナツの穴だけ残して食べる方法」という、あまりに馬鹿げた問題を起点に、大阪大学の准教授・教授がそれぞれの専門分野の学問の紹介をする本です。全部で12章。
タイトルの設問「ドーナツの穴だけ残して食べる方法」は各々の学問の話へのきっかけという捉え方です。学際的な本という位置付けだと、一時期話題になった「知の技法」なんかと似通った分野の本ということでしょうか。
それぞれの章はわかりやすく各分野への導入が試みられていて、楽しくいろんな分野に触れることができます。学生たちが企画した「ショセキカプロジェクト」の成果、素晴らしいです。
ちなみに、小学2年生の息子に「ドーナツの穴だけ残して食べる方法考えて」と言ったら、「水でジャーってやればいいんだよ」とのことでした。こんど「ジャー」を詳しく聞いてみたいところ。
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