4月20日に自転車イベント「ツールド草津」に参加してきました。草津温泉から白根山まで12.3kmで770m登るヒルクライムレースです。
当日朝の草津温泉のホテルからの景色はこんな感じ。
路面ウェットだし、視界は悪いし、霧雨のような細かい雨が降っている状態です。ホテルでは体感しませんでしたがTwitterなどで見てみると温泉街(≒スタート地点)の気温は0℃くらいまで下がっている様子です。もしかしたら山頂付近は凍結していてレースが中止になってしまうかもという不安が募ります。
7時過ぎに携帯電話にメール。
大会、決行です。しかも、山頂付近は晴れているとのこと。もしかしたらかなりいい景色を望めるのではという期待も募ります。
さて、朝食。泊まったホテルは夕食・朝食ともバイキング。夜ごはんの肉が美味しかったので、前夜は肉食中心の食事になってしまいました。
そんなわけで、朝食は動物性のものを排除したさっぱりめの食事で体調を整えます。
さて、集合地点。かなり視界が悪いですね。しかも、寒いです。
僕は温熱下着の上に夏ジャージ+ウインドブレーカー(ボケッタブル)+レインジャケット(ボケッタブル)という装備ででスタート待機しました。スタート直前にレインジャケットだけ脱いでスタートしました。
スタートは低温霧雨のなかです。でもしばらく走るとかなり暑さを感じるようになりました。湿度が極端に高いからでしょうか。ウインドブレーカーとジャージのジッパーを開けて凌ぎますが、汗をかいてしまいます。殺生ゴール分岐を22分で通過。白根ゴール目標1時間以内に向けて、ちょうどいいペースです。
ロープウェイをくぐって残り3kmくらいになると霧を抜けて、晴れてきました。眼下に雲海が広がる幻想的な景色です。
このあたりから勾配が緩く追い風になる区間がところどころ出てきます。当然レースのペースが上がります。周りに合わせてペダリングすると「ピキーン」と脚が攣りそうに…日和ってシフトアップをためらいながらの速度アップが低トルクでのペダリングとなってしまい、今までの脚の負荷のバランスを崩してしまったようです。のこり3kmがちょっと辛くなってきました。周囲のペースに合わせて走ることはできるのですが、コーナーや勾配緩急での仕掛けがまったくできなくなってしまいました。手元の時計を見ると…1時間切れるかどうかギリギリのところ。そう思いながら最後のストレートに突入。ラストスパートを行なうべき場所なのですが、脚の攣りが怖くて踏み出せず、結局1時間をギリギリ切れずに終わってしまいました。とても残念です。(来年こそは!)
ゴール地点の先から湯田中方面の景色。草津温泉側だけでなく、志賀高原の上空も雲海になっているのがわかります。
下山は、最初は気持ちのいいダウンヒル。登りと同じく、下半分は霧のなかで、とても寒いダウンヒルに突入です。これがかなり辛い。視界は悪いし、メガネは水滴が着くし。かなりイヤになりながら天狗山まで下り、豚汁を頂きました。
今年の宿はレース後にもお風呂に入れてくれたので、のんびり温泉に浸かってからの帰路。お疲れさまでした。