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2014.05.15

『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編』


コトラーのマーケティングマネジメントという1,000ページ9,180円という重量級書籍があり、世のマーケティングを職業とする人たちのバイブルとなっています。僕はマーケティングなんて関係ないし…と思って避けてきた書籍ですが、いろんないきさつ上、マーケティングって何やってんの?を勉強しなければいけなくなりました。といっても職業としてマーケティングをやるわけではないので、1,000ページを熟読まではできない…ということで、その要約本として半分弱のページ数・半分弱の価格で販売されている「基本編」を入手することにしました。

「マーケティングの流れ」を知りたいだけなので、各項目について取りあえずのところは深入りせず、どんな順にどんなことが書かれているのかということを意識しながら全体にざっと目を通すことにしました。で、ざっと読んでみた感想は、どの項目の話も、聞いたことのある話ばかりだなということです。これは、本書がいろんな有用な研究を引用して構成されているということと、本書の内容がいろんなところに引用されているということの2面があるのだと思います。ただ、「聞いたことのある」話は、他の事業戦略系の書籍だったり、経済系週刊誌だったりとまちまちなので、こうやって一つの書籍に整然とまとまっているということは非常に大切なことです。何かを計画するときにMECE(漏れなくダブりなく)を考えるのは意外と難しいのですが、項目が整理されているとそれを舐めるだけで(いちおう)MECEだと判断できます。その根拠が世の職業マーケッターのバイブルとあれば、マーケティング系の計画を立てる上でのMECE確認としては、まあ大丈夫でしょう。

ロジスティクスやセールスフォースなど、個人的に気になって深く読んでおきたい部分があるのですが、これは量としては少ないので、今夜中にでも再読しておこうかな。

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