『他人を攻撃せずにはいられない人』
そういう人いるいる…的なタイトルです。周辺にいると対処に困るし、精神的に疲弊するんですよね。じゃ、どうすればいいのか教えてくれるのかと期待して読み始めました。
著者は精神科医で、攻撃を受けて壊れてしまった被害者を診るのが仕事。基本的に攻撃者ではなく被害者側の視点に立って本書が書かれています。
こういう人に接することになってしまった場合の保身が中心です。
ぶっちゃけて結論言うと、回避ですね。マトモに向き合っちゃダメなんですね。
攻撃者は、本質的には弱者であり、その弱い部分を晒さないよう攻撃的な姿勢で鎧を纏っているということ。このことだけ理解しているだけで随分と気が楽になりそうです。
残念ながら、攻撃的な人をそうじゃなくする方法は全く触れられていません。そんなの治らないよってのが著者の思いなのかもしれません。
| 固定リンク
コメント