直木賞受賞作。普段ヤクザ小説とかハードボイルド小説とかは読まないけど、直木賞ってことで手に取りました。
主人公はヤクザに寄り添って生きている「堅気」。この立ち位置が微妙で、それゆえに翻弄されていながらも微妙に逃げ場が用意されている、不思議な視点から物語を映し出します。なかなか、楽しめる小説でした。間をおいてシリーズの他の作品も読んで見たいなと思う読感でした。
この物語における本筋が、実質無資産である債務者に対する債権が、債務者の債務者に及ぶことを前提に進んでいます。これって、どうなんだっけ?ビジ法2級の勉強したときに読んだ気もするけど覚えていないなぁ。
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