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2014年11月の7件の記事

2014.11.23

羽田から鶴見線辺り

久しぶりに家族の行事からも解放されたので、自転車にまたがって出発。多摩川原橋から下流方面に向ってみました。

季節が寒くなったからか、それほど歩行者もランナーもおらず、比較的順調に走ることができました。

ガス橋で左岸に渡り、鳥居まで。



ここで年配ベテランサイクリストと少し話しながら休憩した後、出発。駅名にある「天空橋」を探索。これです。人道橋。



ここからは、産業道路に出て鶴見方面に行こうかと。途中で見かけた飛行機模型。



途中で「浜川崎駅」なる案内板を見つけたので、そちらに。写真は南武線支線の浜川崎駅です。


ちなみに、道路の向かいにある駅は鶴見線浜川崎駅(写真右)です。南武線(写真左奥)の方では鶴見線に乗換える方はSuicaをタッチしないでくださいと繰り返し自動音声で放送が流れていました。かなり投げやり。



ここから南進し、鶴見線の駅を巡ってみることに。最初は大川支線の終点、大川駅へ。支線沿いの道路をまっすぐ走ってたら、ホームは線路を渡った向かいでした。



でもこっち側には使われていない構内鉄道の踏切がありました。



で、大川支線の踏切を渡って大川駅へ。



ど田舎感満載のローカル駅っぷりですが、世界に名だたる京浜工業地帯のど真ん中にある駅です。でも、時刻表はこんなんだけど。



大川駅の先側に、人用の踏切があるのを発見。





でも、これちゃんと動くのかな?





工場地帯をずっと走ってきたのですが、武蔵白石〜安善間は住宅街でした。




浅野駅から海芝浦駅支線沿いに走ります。途中から東芝が私有地を主張している看板があったりして微妙なのですが、他の会社の工場への道路にもなっているのでそのまま進みます。

すると、東芝の工場の門。門の向こうに新芝浦駅がある…。新芝浦駅には行けないかな?と考えていると警備員が近寄ってきて、駅までは行けるけど、それ以上は敷地内だから立ち入り禁止とのこと。

で、新芝浦駅です。





構内を覗くと、なんと複線で、上りホームと下りホームが別にある。





ちなみに時刻表はこんな感じ。大川駅よりはるかに電車の本数は多いです。





国道駅に向かいます。途中で見かけた沖縄会館。鶴見区は大正区みたいなものか?





最後の探訪地、国道駅です。ホームに向かう階段は意外に立派。でもなんなんだ、この不思議な空間は。浅草の地下街とかに似ているか。




帰路は、綱島まで一般道を走り、早渕川合流から鶴見川左岸に。鶴見から綱島の一般道がけっこう疲れた。信号が多く、STOP&GOの頻度が高い。森永橋から鶴見川右岸に入っておくんだった。

大熊川合流のところは、高速道路の巨大建造物ができつつありました。




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2014.11.20

『How Google Works』

Google元CEOエリック・シュミットによる、仕事hack!的な本。

Googleって若者が超絶アイデアだけでGo!Go!やって成長しているイメージがあったのですが、ちゃんとMBA的理論の下、科学的に経営しているんだと思い知りました。Google経営陣は、アメリカ的な経営理論とちゃんと勉強し、理解したあと、「Google」ブランドで集めた優秀な人材「スマート・クリエイティブ」を集め、MBA的理論の上を行くマネジメントをする!そりゃ、Googleは素晴らしいわけです。

一般の企業は「スマート・クリエイティブ」の集団ではないので、Google流の経営はできないのが現実なのですが…それでも、メンバーの才能を引き出して新たなイノベイティブを引き出す方法を、エリックに学びたいですね。


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2014.11.15

『木暮荘物語』


世田谷代田という、都心に微妙に近い場所の年代物のアパート(関西では文化住宅と呼びます)で繰り広げられる物語。

大事件が起きるわけではないけど、それぞれの住民や関係者の視点で地味に物語が進むのがポイント。一種のグランドホテル形式の小説とも言えるかもしれないです。

それぞれの住民のそれぞれの立場からセックスに対する捉え方が出てきます。ボロアパートを舞台にセックスを語る、そんな地味な小説でした。


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2014.11.09

『覆す力』

最近、小3の息子が将棋をやりだしたので、ネットでいろいろ調べものしていたときに気になった本です。

永世名人で、ちょうど今現在に竜王戦のタイトル防衛戦が進んでいる棋士の著書です。

同期に羽生善治という、7冠を取るようなスーパースターがいる世代にいながら、名人戦を着々と戦い、タイトルを保持した棋士です。普通だったら、羽生のような同期がいるだけで挫けるよなぁ。

羽生は生まれもっての才能がある天才、自分は天才ではないので努力でなんとか棋界に残っているという書き方です。まぁ、森内九段も、天才だと思うんですけどね。

44歳の著者、自分が棋士としてのピークが過ぎたと自覚し、その棋士半ばで振り返った自叙伝で、ほとんどが森内成長日記なわけです。棋士という特殊な人生ですが、それでもサラリーマンが肝に銘じるべき言葉が散りばめられているのがすごい。将棋という世界は、かなり奥深い。

「第一線に居続けたい。そのために私は進化しなければならない。」
現状維持では第一線に居続けることができない棋界の厳しさが表れていますが、ビジネスの世界でも同様ですね。私の勤務先の会社でも、社長朝礼があるたびによく似たセリフが流れますし。

将棋の世界観を本書で表現されていますが、深いと思ったのが「ミス」についてです。将棋は運に左右されない交互進行ゲームなので、打つ手は局面によって決まっているんだろうと思っていたのですが、案外ミスがつきものなのですね。そのなか、「逆転の妙手はないが、逆転を許す悪手はある」というのが印象的です。ビジネスの世界では書店やネットには「逆転の妙手」を喧伝するようなコピーにあふれていますが、実際は逆転を揺する悪手を指さないよう、局面ごとの最善手を指し続けるしかないのです。このへん、特に本社管理部門中間管理職サラリーマンにとっては非常に大事。「ミスは一度で止めることを意識すればいい」という言葉も響きます。

将棋本だと思って読み進めたら、ビジネス格言集みたいでしたという結論でした。


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2014.11.08

将棋盤を購入

息子に、将棋ブームが訪れています。家では、iPadの将棋ソフトで私と指していたのですが、入門本を読むなど始め、iPadではだんだん制約が出始めてきました。

将棋盤を買わなきゃなと、コーチャンフォーを探してみたのですが、あれだけ大きな文具売場のある店舗でも、将棋盤って扱いがないのですね。あんなの多くの家庭にあるポピュラーなものだと思っていたのですが、最近はそうでもないのかもしれません。結局、現物を見ることなくAmazonで購入。

Img_3036

安い将棋盤に安い駒ではありますが、それでも木の駒を木の盤に打つ感覚はいいですね。昨夜は息子と2局指し、1勝1敗でした。

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『人事部のプロが教える働かないおじさんになる人、ならない人』

定年近くのサラリーマンの仕事へのモチベーション維持の方策はと手に取った本です。しかし、この本では、「会社の枠にとらわれない」「自分にしかできないことを見つける」といった、独立指向的な要素が強く、会社の定年当日まで会社でモチベーションを維持して働き続けるにはといった、僕が知りたかった策は書かれていませんでした。

私も本書で書かれている「心の定年」の40台前半です。本書によると、会社の枠組みにとらわれず自分自身を開拓しなければ、そのまま「働かないおじさん」になってしまいますよ、その分岐点ですよという年齢です。じゃ、ここで何かに手を付けますか?というと、僕自身はそうではないですね。何らかの手法を探し出し、60歳だか65歳だかの定年の時までモチベーションを最大にして働き続けることを目標にしたいです。


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2014.11.04

『無印良品は仕組みが9割』

良品計画(無印良品)を立て直した松井社長の、業務改善指南書です。
この本では「マニュアル」を作ることでの業務改善をしたと説かれています。マニュアル化の是非はいろいろありますが、著者の場合はマニュアルに「なぜ」をきちんと埋め込むことで成功したのだろうなと感じます。巨大組織でマニュアル化すると、従業員はそれ以上考えなくなることが多く業務が硬直化しがちですが、ここに「なぜ」を入れることで従業員が引き続き考え、さらにはマニュアルをたえず改善する土台になるのだと思います。

その他に
・標準をつくらないうちに改善しようとしても、迷走するだけ
・トップダウンの組織は、部下が自主的に働かない風土になってしまう。部下は指示待ち族となり、上司の目を恐れてミスやトラブルを隠ぺいするようになります。
というあたりが、マニュアル(決して押し付けマニュアルではない)の作成と展開の肝となっているようです。

本書の主旨のマニュアル化とは別軸ですが、「自らを変革できない組織は、明日の変化に生き残ることができない」とのドラッカーの引用があったので、ここで再引用してみます。


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