はるひ野小中学校は小中連携を継続するのか。スポーツフェスティバル運営などでの考察。
はるひ野小中学校は「小中一貫教育」の実践学校です。12歳でいきなり新環境に切り替わることなく、10歳ごろから徐々に中学教育に慣れさせることのメリットなどを謳っていますが、経緯的なことを言うとこのメリットは後付けで、中学校を設置するにあたり川崎市の僻地で学区を通常の規模で確保できず小規模中学校を設置することになってしまったことへの対処だったと解釈するのが自然でしょう。
ただ、実際に小中一貫教育のメリットを感じてはるひ野地区に住まいを求めた住民もいるとは思いますので、タテマエを否定するほどのことはないと思います。
しかし、来年度くらいから中学校に入学する人数が増えてきて、学年あたり4クラス〜5クラスになってきそうです。当初想定の2〜3クラスという小規模中学校ではなくなってきました。小中一貫教育でなくてはならない規模的制約はなくなってきていると思います。
そんななか、先日のスポーツフェスティバルの運営で、近所の人との酒席で「あの運営はよくない」との話が盛り上がりました。大規模小学校+普通規模中学校が合同で運動会+体育祭を開催するので、学年あたりの出場種目が減り、運動会の面白味がなくなっているとの意見が優勢でした。
一般的な小学校、中学校並みの種目出場するためには、小学校の運動会と中学校の体育祭を別々に開催する必要があると思います。ただ、別開催となると、小中一貫教育の看板行事がなくなることですし、9学年で一つの行事を行っていくことのメリットも放棄することになります。
昨夜は、数人の意見を聞いただけですが、はるひ野小中学校の児童・生徒やその保護者たち全般的にはどのような意見なのでしょうか。
| 固定リンク
コメント