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2015.05.24

『なんでも矢倉』

棋書です。

居飛車の代表的な戦法である「矢倉」を集中的に勉強しようと試みているのですが、相居飛車ならともかく、相手が振り飛車で来たときの対応がうまくできず序盤からボロボロにされて困っています。

ということで、急戦矢倉の勉強が急務になっていました。

とりあえず矢倉の基礎をと思って以前「初段に勝つ矢倉戦法」という棋書を読み始めたのですが、全然頭に入らずに途中で断念してしまいました。

オールマイティーな矢倉教科書は難しいのか?と対振り飛車や後手番という特殊な環境下での棋書を読んだほうが理解できるかもとの思いでやや奇策集である本書を手に取りました。

途中まで盤に駒を並べて読んでいたのですが、なかなか頭に入らない。あるとき面倒でiPadのKifu for iPhoneで駒を並べていたところ、これだったら簡単に戻れるし、分岐も管理できるし、コメントも入力できるし、圧倒的に盤駒よりいいのかも?という感覚になりました。結局、分岐管理やコメント管理をもっと容易にできるKifu for Windowsに移行して、パソコンに棋譜を入力しながら読み進めました。当面の間、この方式で棋書を読もうと思います。

で、棋書の感想や評価なのですが…一般的に棋書と言うのがどういうものかがまだ理解できておらず、この本を読んでこんなものなのかなという感想しか持てません。本書の「矢倉引き角棒銀」「銀立ち矢倉」「後手番強引矢倉」はやや奇策であり、矢倉の標準的な定跡とは違うことも頭に入れておかなければいけません。

ただいまウォーズ5級の僕ですが、これからウォーズ2級くらいや道場10級くらいを目指すにあたって矢倉を得意戦法とするのであれば、この本の内容は覚えておかなければいけないんでしょうね。


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