▲7六歩△3四歩に悩む初心者
かなり初歩的な将棋の疑問点をつらつらと。少しでも将棋を知っている人は、将棋の初心者はこんなことで困っているのかと思っていただけるとうれしいです。
現在、矢倉囲いを勉強中。なぜその戦法を覚えようとしているか?というと、入門書に最初に出てきた棋譜だからです。深い意味はない。
で、先手でも後手でも、相手の応手がどんなでも矢倉囲いを目指すということになります。
矢倉囲いの初手は▲7六歩で、それに△8四歩と応じてもらうことが前提で矢倉囲いの教科書は始まります。
しかし、後手に人気の2手目は△8四歩ではなく、△3四歩ですね。
教科書的には、もうこれで矢倉囲いにならないらしい。この記述もよくわからなかったのですが、矢倉は相居飛車の戦法で、後手が振り飛車になった時には向いていないんですね。で、居飛車側は振り飛車を受けるのには舟囲いを目指すことになります。
ここで、6筋の歩を▲6六歩と突いていてはいけないってのが、僕にとっての大問題。
だって、矢倉にしたいんだったら
の局面で角道を止める▲6六歩を突いておきたいじゃん。
ここから△8四歩と後手が居飛車を宣言してくれたら、▲6八銀と矢倉を目指せるのですが、ここで△4四歩など振り飛車っぽい手が来ると、お手上げになってしまうんですよね。
てなわけで、どうやら▲7六歩△3四歩▲6六歩は悪手っぽいってのが、今のところの僕の結論。じゃ、△3四歩にどう応手するかが、目下の課題です。
(1) ▲7六歩△3四歩▲6六歩から四間飛車を目指す
4手目△8四歩だったら矢倉を目指せるっていうメリットもある選択肢です。
(2) ▲7六歩△3四歩▲2六歩から横歩取りを目指す
後手が居飛車だったら横歩取り、後手が振り飛車だったら舟囲いという選択肢があります。しかし、後手から角交換されちゃうかもね。
いずれにせよ、矢倉の定跡だけを覚えていては話にならないってことが、今になってようやくわかってきました。ここに書いただけでも「四間飛車」「横歩取り」「角換わり」と覚えなきゃならんってことです。将棋、最初の4手だけでも難しいよ~。
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