『超ひも理論をパパに習ってみた』
物理学者のパパが女子高生の娘に超ひも理論の考え方を簡単に説明するってストーリーの本です。
この本がいいのは、読者に超ひも理論を教えようとしているのではなく、超ひも理論に行き着く「考え方」だけを説明しようとしているところ。なので、数式は最低限で、次元の考え方に重点を置いて書かれています。
って言っても、多次元の話は一般にはなかなか理解しにくく、物理学者だって数式を解いたらこうなったから多次元ってこういうもんだと理解しているにすぎないだろうから、そもそも数式を用いずに多次元を語るのは無理があるんですけどね。そこをなんとかクリアして(ごまかして)一般読者に多次元に引き込むのは、なかなかです。
ただ、ここから素粒子論などに興味を持つ読者がいるかは、微妙かな。
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