『セックスと恋愛の経済学』
ずいぶんとキャッチーなタイトルです。Kindleで読んだからいいものの、単行本を電車では読めないよ。
で、ないようはと言うと
(1) セックスの機会費用
(2) 結婚のマッチング問題
あたりを経済学っぽく論じてみましょうって本です。学部学生向け講義の書籍化ということなので、学部学生に経済学に興味を持ってもらうために身近な(というか、興味を引く)アプローチをしたというところでしょうか。
セックスを経済学で論じるのが難しいのが、利得を金銭で測ることができないこと。後半には性風俗の費用での地域別比較なんて話題も出てきますが、一般人同士の恋愛やセックスの効用の金銭価値はpricelessですからね。
SNSの流行により出会いのコストが劇的に下がっているかのように書かれていますが、現実社会ではどうなんでしょう。SNSから結婚に結びつく割合は、かなり多くなっているものなんでしょうかね。
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