2016年4月の13件の記事
2016.04.28
2016.04.21
川崎市大規模盛土造成地マップ
川崎市の市政だよりで「川崎市大規模盛土造成地マップ」なるものがあることを知りました。
川崎市大規模盛土造成地マップ
これを見ると、はるひ野地区は多摩線ガードから小学校方面に大きな盛土造成地があることがわかります。
2016.04.20
古本屋で『将棋大観』を見つけた
戦中前後に活躍した棋士、木村義雄。有名な著者に『将棋大観』があります。1970年代に改版再発行されているのですが、古本屋で昭和3年に発行された本を見つけました。
発行後2年で55版まで重ねてるってことは、当時そうとう売れたんでしょうね。
この本、基本的に駒落ち定跡を素人にわかりやすく説明するための内容。でも文体が古く読みづらい。僕自身はネット派なので駒落ちを指すことも少なく、この本で勉強することもないでしょうけど、なかなかのお宝本に出会えました。
坂浜小田良線
朝のサイクリングで上平尾地区へ。
上平尾のトンネル、向こうに抜けて貫通してますね。向こう側って、何だっけ?と天神通りを登り、学園通りに。
学園通りの二中前に抜けてました。
この逆側では上平尾地区を追うように稲城小田良土地区画整理事業が行われています。
工事ゲートを中心に半径20mくらいの道路が半円状にあるのですが、これが何だかわからない。計画図面を見ても、それっぽいものがわからないんですよね…。
それよりも、ここから鶴川街道の若葉台入口交差点まで道路ができる実感が全然わきませんね。
2016.04.13
『リップヴァンウィンクルの花嫁』
映像美で魅せる岩井俊二監督の作品。
自信なげに生きる主人公、皆川七海(黒木華)。現実か仮想の間を彷徨うような儚げな物語を展開するところから映画は始まります。その物語だけでも十分見応えがあるのですが、これはあくまで導入部。
中盤にかかり、里中真白(cocco)と出会いから物語は急展開。ファンタジー的な不思議な感覚のまま、映画の世界に浸かることになります。
不幸と幸福の展開が速い。そして、不幸なシーンが美しい。
3時間と、かなり長い映画ですが、たっぷり時間をかけて観るべき作品です。
リップヴァンウィンクルの花嫁 公式サイト
予告編
『ルポ電王戦』
将棋ソフトと棋士が対局する「電王戦」。今年度は優勝棋士と優勝ソフトが対局する形式になり、先日山崎八段とPonanzaの二番勝負の第一局が指されました。(結果)
そんな電王戦ですが、この形式に行き着くまでには紆余曲折がありました。ざっくり言うと、コンピュータがプロの棋士より強くなるのを恐れている棋界があるということです。それでも、将棋ファン、特に若い将棋ファンはエンターテイメントとしてのコンピュータ棋戦を期待していて、もう棋士vsソフトは避けられません。
そんな紆余曲折をドキュメンタリーとして描いたのが本書です。
本書は2014年度に行われた「第3回電王戦」までが描かれています。なんとなく観戦していたコンピュータ棋戦ですが、棋士側にも、ソフト開発者側にも、それぞれ人生があり、考えがあり、苦しみ抜いてここに至ったのがわかります。
今後はコンピュータのハード性能向上や、ディープラーニング技術の採用などでコンピュータは圧倒的に強くなり、対等な条件での対局では棋士に勝ち目はなくなるでしょう。そうなっても、棋士の存在意義がなくなるとは思いませんし、僕は人間同士の対局の観戦を楽しむと思うのですが、棋士は危機だと思っているようすが本書でよくわかりました。
2016.04.12
オートクチュール展、二重橋前から桜田門
チラシの華やかさに惹かれ、丸の内の三菱一号館美術館までオートクチュール展を見に行きました。
19世紀後半から1970年代くらいまでの高級オーダー服の歴史を順に展示。こうやってみると、欧州で戦争が続いた20年代〜30年代のオートクチュールの色彩は暗く、40年代なると突然明るさを取り戻す。歴史と共に服があることがよくわかります。しかし、1920年代くらいから現代でも通用する最先端のデザインを行っていることに驚きです。
三菱一号館美術館の下でランチをし(ビジネス街のランチタイムより若干だけ早く済ますことができて昼食難民にならずに済みました)、二重橋前駅まで歩いてふと思い立ち、皇居前広場を歩くことに。馬場先門の桜はまだキレイに咲いていました。
二重橋手前の石橋。ここは修学旅行生や外国人観光客がいっぱい。ふらっと訪ねる日本人はあまりいませんね。
右上に咲いている桜はもう終わりかけ。最盛期だと美しいんでしょうね。
桜田門を出て、警視庁前から官庁街を通り霞ヶ関駅まで1.5kmほどの散歩になりました。
2016.04.08
金沢将棋2が角交換四間飛車になって困る
将棋ウォーズは4級に昇級のあと急に対局相手が強くなってしまい全然勝てなくなったので、しばらくお休みしています。弱いまま対人対局では相手に迷惑なので、ある程度の棋力になるまではCPU対局に専念しようと。
ということで、手軽に遊べるスマホアプリのうち、「金沢将棋2レベル300」というアプリをやっています。レベル1〜300までCPU側の棋力が300段階あるので、1から順に先後とも勝てば次のレベルに挑戦しようと進めています。
金沢将棋2の初級レベルの棋力がよくわからないのですが、レベル1=15級、レベル100=10級、レベル200=初段くらい?と勝手に思いながら進めています。
今日はレベル43に先手番で対局。ここのところCPUは振り飛車戦法が多く、しかもかなり序盤で角交換をしてきます。
こんな早い角交換は想定外ですよ。対応策がわかりません。振り飛車に対する居飛車側の棋書「渡辺明の居飛車対振り飛車」でも、角交換してくる(または角道を開けたままにする)四間飛車対策は載ってないんですよね。Wikipediaによると2013年に藤井猛九段が角交換四間飛車で升田賞を取っているので、まだ新しい戦法なんですね。なぜそんな新しい戦法を初心者向け棋力設定のスマホアプリに仕込んでくる?
結局どう駒組みをしていいのかわからないので、居飛車対抗形ではなく角換わりの陣形を意識して組んでみました。でも、振り飛車=横から攻められるのに、矢倉の形になってしまい分が悪いんですよね。
その後、棋譜データベースで探したら、2011年6月の羽生善治-藤井猛戦でよく似た局面を見つけました。
銀冠美濃に組めってことですね。
2016.04.07
2016.04.06
『暗殺教室〜卒業編〜』
ジャンプ連載の人気漫画「暗殺教室」の実写映画化作品第2弾。なぜかジャニーズを中心にアイドル映画になってしまっていて、観客の中心層は中高生。そんななか、小1女子の娘と小4男子の息子、そして息子の友達(小4男子)を連れて観に行きました。
作品を観た感想も、青春学園物アイドル映画そのまま。卒業目標が目標だけに全てがハッピーな終わりかたとは言えませんが、小学校高学年が涙ポロリするのにはいいかなと。
2016.04.05
『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』
『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』
ドラえもんの映画。1989年に公開された映画のリメイクです。
家出する場所を求め7万年前の日本に。ここで悪をやっつけて、最終的に「日本誕生」に結びつけるストーリーです。普段の仲間+ストーリーで出会った仲間で協力して悪を倒す、定番のストーリー展開。小学生が観るのに安定ですね。
2016.04.04
『マネー・ショート』
リーマンショック前に住宅ローン債権の「ショート」に大博打を打ったファンドマネージャーを描いた映画。世間で安全だ安全だ、何も問題ないと吹聴されている金融商品に「?」を突きつけて大金を空売りする手筋は、かなり勇気がいるだろうし、正気の沙汰ではありません。当然、世の中と逆行するファンドマネージャーはビクビクしながら過ごさなきゃいけないのですが、そんな顔をしちゃいけないってところが見所。
途中に散りばめられている世相とかが、ちょっとストーリーの邪魔をしているかなという印象。ファンドマネージャーの心理を追うなら、そこに集中すればいいのに。
2016.04.03
『桜の樹の下』
高度成長期に川崎市宮前区に建てられた川崎市営の野川西団地。公営団地なので比較的所得者層が中心、高度成長期の団地なので高齢者が中心という住民構成です。そんな住民たちの日常を追いかけたドキュメンタリー映画。地味な高齢者の生活をただ追いかけただけの映画で、ストーリーが作られているわけでもありません。
しかし、生々しい独居高齢者の生活を密着して捉えるこの映画、見終わってからジワジワとインパクトを感じます。何も起きないけど、重い。不思議な感覚になる映画でした。
4月2日の夜にポレポレ東中野で観たのですが、映画が終わってから田中圭監督の舞台挨拶がありました。
そこで、被写体の方々との人間関係をどのように作ったかと質問をさせていただきました。田中監督は、自然に溶け込んだようですね。素晴らしい人間力で出来上がったドキュメンタリー映画だったようです。