『桜の樹の下』
高度成長期に川崎市宮前区に建てられた川崎市営の野川西団地。公営団地なので比較的所得者層が中心、高度成長期の団地なので高齢者が中心という住民構成です。そんな住民たちの日常を追いかけたドキュメンタリー映画。地味な高齢者の生活をただ追いかけただけの映画で、ストーリーが作られているわけでもありません。
しかし、生々しい独居高齢者の生活を密着して捉えるこの映画、見終わってからジワジワとインパクトを感じます。何も起きないけど、重い。不思議な感覚になる映画でした。
4月2日の夜にポレポレ東中野で観たのですが、映画が終わってから田中圭監督の舞台挨拶がありました。
そこで、被写体の方々との人間関係をどのように作ったかと質問をさせていただきました。田中監督は、自然に溶け込んだようですね。素晴らしい人間力で出来上がったドキュメンタリー映画だったようです。
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