『インストア・マーチャンダイジング 第2版』
インストア・マーチャンダイジングとは、小売業の売り場で行う販売促進活動のこと。売り場づくりの基本のキです。
来店客の買上げ点数を増し、一品単価を上げる施策についての基本的な考え方が整理してわかりやすく書かれています。他の類する教科書類と比べ記載内容に特筆すべきところがない書籍ですが、それこそがベーシックな教科書として必要なことなんでしょう。
概念と理論が丁寧に描かれているのですが、実践例が少ないのが難点。実践例は小売業の独自のノウハウであり、そのノウハウが優位性そのものですから、こういう一般的な書籍に書いてしまうのは難しく、現地に見に行けってことなんでしょうけど。
客同線の長化に結構な紙幅が割かれています。客同線が長いと認知消費も増え、買上げ点数増加の効果があります。この章を読みながら、IKEAでの買い物を思い出しました。IKEAは何ヶ所か近道があるものの、基本的には「全て」の売り場を通過してレジに向かいます。IKEAに行くと、かなり長い距離を歩かされるという印象。ISMの理論に基づくものだとわかっても、あれを客に強要するのはいきすぎではないかと…
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