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2017.03.23

『3月のライオン』(映画版 前編)



将棋を扱ったマンガ『3月のライオン』の映画版。コミックもアニメも見ているので、ストーリー的にはもともと知ってたところ。映画館に足を運ぶ半数程度は同様の状況だろうから、原作のストーリーのどこを取り上げて、どのように映像化するかが映画化の見せ所です。

舞台となる将棋の世界は勝負の世界であり、強い者が弱い者を蹴落とし勝ち残る、これだけの世界。身寄りがなく心配する者など誰もいないと嘯く主人公桐山零が、周囲を蹴落とし、あるいは蹴落とされというのが残酷な世界を描いています。

コミックやアニメはもう少しユルい場面で残酷さを中和していたのですが、映画版は2時間18分張り詰めっぱなしの構成でした。濃くまとめたとたいう印象でした、

3月のライオン

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