« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »

2017年4月の7件の記事

2017.04.29

マッスルモンスター

プレジャーフォレスト(相模湖ピクニックランド)にアスレチック系の新しいアトラクションマッスルモンスターができました。こども新聞で取り上げられていて、息子(小6)が「行きたい」と。

で、家族4人で行きました。

駐車場に車を止めて門を入ると、マッスルモンスターの行き先案内看板がない。でも園内地図で西側の坂道を登ったところだと当たりをつけて坂道を登ります。これが、長い。かなりヘトヘトになって15分くらい登り続けたところに、ようやくマッスルモンスターがありました。途中、相模湖が見下ろせる景色のいい場所もあったのですが、景色を楽しむ体力の余裕はありませんでした。

10時半くらいに受け付けたのですが、12時30分からの回とのこと。身長120cm〜のアトラクションで、125cmくらいの娘(小3)はギリギリOK。

時間があるので、子どもらは横の大ブランコに。崖っぷちにある巨大ブランコで、下りの迫力は見ていてなかなかすごいものがあります。子どもらの反応は「面白かった」という、それ以上なんら情報を得られないものでしたが。

その後、観覧車、大空ブランコ(絶叫系マシン)を遊んだ後、お腹が空いたなと。でも、マッスルモンスターがある山の上のエリアは食事処も売店もありません。みんなで下山して食事してたんじゃ12時半のマッスルモンスターの予約に間に合わない。ということで、私が独力で山の下に買い出しに行くことに。門の近くの食堂でクレープと唐揚げを買ってまた登山。これだけで充分「マッスル」です。

マッスルモンスターでは、まず地面フロアで安全帯を装着し、安全帯の使い方を教えてもらいます。安全帯に2本のワイヤーが繋がっていて、2本ともコースにあるワイヤーに繋いで移動することになります。2本同時には外せない仕組みになっていて、転落事故を防止。これで、上階に向かいます。




各階、真ん中に大きめのフロアがあり、外周に6ヶ所「休憩所」があります。その間を、ワイヤーで繋がれたハシゴなどサスケ的な移動手段で移動する遊びです。



安全帯を繋ぐワイヤーの端に青、赤、黒のクリップがあり、それが各々のアトラクションの難易度を示しています。まあ、当然、青から行くよね。

で、家族4人で1→2と移動。息子はどんどん先に行ってしまいますが…。ここで、私、妻、娘が地点2に行ったところで問題発生。2→3のアトラクションが青印だが娘には難しすぎ、1→2が一方通行アトラクションなため、さっそく詰んでしましました。私や妻がいろいろ試行錯誤したもののここから移動できず、結局係員を呼んで2→1の逆走の裏技で救出してもらいました。行った先のことをよく見てから進まなければいけません。

妻と娘はやや簡単なアトラクションが多い2階に移動し、僕と息子は4階に。ここまで来ると、ただフロアに立ってるだけでも怖い。安全帯が命綱になっているとは言えワイヤーに繋がれただけの足場を渡るアトラクションは冷や冷やです。ここでも景色はいいものの、楽しめません。

1時間と短い時間制限でしたが、体力的にこれ以上は無理、僕にはちょうどいい時間設定でした。

下調べでこの記事を見てくださった方に

・山の上のエリアでは食事調達できない
・マッスルモンスター内では、行った先からのアトラクションもよく見てから進む

| | コメント (0)

『週刊文春編集長の仕事術』



「文春砲」でおなじみのスクープ雑誌「週刊文春」の編集長の、仕事に対する姿勢が書かれています。

繰り返し書かれているのが「フルスイング」。毎号、常にフルスイングであるべきだとのこと。これって、当然のことなんだけど、なかなか実施できない事柄。(よくある対極が「明日から本気出す」ですね。)これができる人は、キチンとした仕事ができる(本書でいうと、売れる記事が書ける)人なんですよね。

結局、全編を通してフルスイングぶりを語る本なのですが、合間合間にある人間付き合いの心構えやらリスク管理の間合いなんかも読み応えがあります。全く違う仕事をしている僕でも、勉強になる部分が多い。というか、人との接し方を心得ていて、リスク管理の勘所も押さえているからこそ、フルスイングできるのでしょう。

部下へのモチベーション管理法まで含め、日本の会社の管理職みんなにお勧めしたい本です。

| | コメント (0)

2017.04.09

『SING』

ユニバーサルの子ども向けミュージカルアニメです。
ドタバタコメディーを音楽に乗せて描きます。アングル自在カメラ長回し的なシーンなどもあり、CGアニメで観客を引き付ける技術も向上しているなと感じました。

劇中に使われている曲が多彩で楽しい。レディ・ガガやテイラー・スイフト、ビヨンセといったアメリカンポップ、J-POPからはきゃりーぱみゅぱみゅ、スティービーワンダーなどJASSソング、マイ・ウェイといったフォークなど、よくこれだけのジャンルを集めたなと。

作品はだんだんと盛り上がる定番的作りになっていて、子ども向けだけあって変に凝った構成にしていないのがいい。楽に素直に楽しめます。最後に1曲ずつ登場人物のソロ回し的なシーンが比較的長くあるのですが、ここで一番盛り上がるように作ってあります。大人でも盛り上がります。発声上映なんかやったら、大騒動になりそうです。

ジャンル多彩なのが面白いと思ったのと、子どもが最後のシーンで随分と楽しんでいたのとで、家に帰ってサウンドトラックを購入しました。残念なのが、サウンドトラックのほとんどが英語版上映の歌で、長澤まさみやMISIAの音楽が入っていないことです。(スキマスイッチ・山寺宏一の2曲だけはボーナストラックとして入っています。)

| | コメント (0)

『ムーンライト』



アメリカの下層黒人の貧弱男子を、静かに追った物語。描かれているのは貧困とドラッグ、イジメ。

あまりに不幸が美しく描かれていて、つらい。月夜が美しい。シャロンの鍛え上げられた身体が美しい。ただ、シャロンの鍛え上げられた身体は、自分の弱さを守る盾でしかないんだと思うと、切ない。

ムーンライト

| | コメント (0)

2017.04.06

神田川 淀橋〜東中野

この時期恒例の昼休み神田川花見散歩。

淀橋(中野坂下)から神田川に。



桜の遠景に高層ビル。





中央線列車と桜。



桜を見に橋に集う人々。



| | コメント (0)

2017.04.04

『騎士団長殺し』


村上春樹の新作。永年のハルキストの期待に沿った物語、文体の構成となっている。ファンタジーを取り混ぜた進行、冷静で時に皮肉を含んだ比喩、お洒落な舞台背景、孤独で孤高で完璧な登場人物。

60代後半の年齢になってしまった著者。おそらく永年の熱狂的なファンも同年代なんだろう。いわゆる団塊の世代。この小説の主人公のように世を捨て気ままに生きていく時間が、会社人生の中で設けられなかっただろう人々がファンの中心層だと思われる。村上春樹の小説の登場人物の生きかたには憧れがあるんだろうか、本の中(という安全な場所で)一時的に味わうことにこそ楽しもがあるんだろうかなんて想像しながら、ページを繰る。

2冊に分かれている長編小説。読むのにもかなり時間を費やしました。しかし冗長ではなく、メリハリの効いた構成になっていて、飽きさせない。最初は現実世界の描写から始まり、徐々いファンタジー要素を含ませ、後半はどっぷりファンタジーの世界に浸る。そして大冒険でハラハラさせて終結を迎える。しかし、その終結がどうなるかは冒頭で言ってるんですね。それをわかっていながらハラハラさせる技術も素晴らしい。

この物語には、車の車種を効果的に使っている。旅に出たプジョー、山の中の生活に使うカローラワゴン、完璧な隣人が乗るジャガー、少女の叔母のプリウス、港町の駐車場に止まっていたフォレスター。この本を読む直前に観た映画「ラ・ラ・ランド」でプリウスとリビエラ(古いアメ車)の対比が気になっていたことから、余計に車種に焦点を当てて読んでしまったのかもしれません。車離れの現代だからこそ、ちょっと古めの憧れの先にある車を焦点に当てたのかなと考えたり。

ところで、この小説の舞台は根府川あたりなんでしょうか?

| | コメント (0)

2017.04.03

『データサイエンティスト養成読本』



『統計学が最強の学問である』とか『経済数学の直観的方法 確率・統計編』などを読んで気になっていた横文字系専門職「データサイエンティスト」。どんな仕事なのかわかる本をとKindleで探してダウンロードしたのが本書です。

データサイエンティストとはどういう仕事で、どういう分野の学習をすればいいのかをわかるってのが本書を読む目的だったのですが、内容はちょっと違いましたね。いきなり解析ツール「R」の使い方です。Rの結果が全てで、その結果の統計学的意味についてはあまり述べられていません。

どちらかと言うと、少しパソコンに詳しい人がいきなり会社にデータ分析せよと命じられ慌てて勉強するために用いる本かと思います。きっと、その目的で本書を読むとかなり有用だし、あとは実践を積み重ねて肌でデータ分析を学んでいくんでしょう。後半になると、どんどんツールの使い方が深くなってくるし。

まあ、こういうツールは嫌いではない。時間があれば、本書に示されているサンプルデータでチュートリアル的に弄ってみたい気もします。

| | コメント (0)

« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »