『SING』
ユニバーサルの子ども向けミュージカルアニメです。
ドタバタコメディーを音楽に乗せて描きます。アングル自在カメラ長回し的なシーンなどもあり、CGアニメで観客を引き付ける技術も向上しているなと感じました。
劇中に使われている曲が多彩で楽しい。レディ・ガガやテイラー・スイフト、ビヨンセといったアメリカンポップ、J-POPからはきゃりーぱみゅぱみゅ、スティービーワンダーなどJASSソング、マイ・ウェイといったフォークなど、よくこれだけのジャンルを集めたなと。
作品はだんだんと盛り上がる定番的作りになっていて、子ども向けだけあって変に凝った構成にしていないのがいい。楽に素直に楽しめます。最後に1曲ずつ登場人物のソロ回し的なシーンが比較的長くあるのですが、ここで一番盛り上がるように作ってあります。大人でも盛り上がります。発声上映なんかやったら、大騒動になりそうです。
ジャンル多彩なのが面白いと思ったのと、子どもが最後のシーンで随分と楽しんでいたのとで、家に帰ってサウンドトラックを購入しました。残念なのが、サウンドトラックのほとんどが英語版上映の歌で、長澤まさみやMISIAの音楽が入っていないことです。(スキマスイッチ・山寺宏一の2曲だけはボーナストラックとして入っています。)
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