『ザ・サークル』
SNS社会が極端に進んだら?自分の全ての経験を世界中と共有したら?
架空のSNS会社「サークル」に入社したエマ・ワトソンが同僚に繋がりを強制され、そんなことしているうちにプライベートを全て世界に晒すことになるという物語。
映画の上映時間という制約があることで仕方ない部分があるが、物語の展開が急だし強引だし不自然。社長の社内講演会もAppleの新製品発表やTEDみたいな設定で、演出にやりすぎ感があるかなと。
実際には我々は自分の体験を選択しながらShareしていて(Facebook、Twitter、LINEそれぞれ風土は異なるが)、全てをShareすることはないのですが、極端に走ってみたらどう感じる?と問いかけの作品として、観ながら考えるのにちょうどよいかなと。
すでにSNS疲れしてしまってる人にはどうでもいい作品かも。