人間ドックを受けてきた
45歳になって、そろそろ健康のことも気にしなきゃと、人間ドックを受けることに。毎年秋から初冬に会社の定期健康診断があるので、その裏の時期の5月を選択。健康保険組合の補助がある検診期間のうち自宅に近い新百合健康管理センターを予約。
再検査だの面倒なことにならないよう、3日前から自主的に禁酒し、前日は食事は19時まで、飲み水も21時までという制限も。何かの修行かよという状態で当日の朝を迎えます。
8時半に受付を済ませ、浴衣みたいな検査着に着替えます。看護師さんが説明をしてくれるのですが、要はパンツ一丁に検査着にってことですね。靴下を脱ぐべきかどうかを聞き忘れてて、いちおう靴下を脱いでおいたのですが、脱ぐのが正解だったかどうかは最後までわかりませんでした。裸足になったことでの不具合はありませんでした。
着替えたら、待合室で待ちます。身長体重測定したあと、また待合室へ。しばらくすると内科検診に呼ばれます。聴診器、血圧の測定ののち、ベットに横たわって壁に向いて脚を抱える指示。すると看護婦(残念なことに、美人)にパンツを下ろされ、肛門周りにローションを塗られます。もしや!と思ったら、医師(おっさん)に、指をケツの穴に突っ込まれグリグリ…。気持ち悪さもあるのですが、ウンコを漏らしちゃわないか心配でガマンするのが大変。この検査、前立腺のチェックらしいのですが、かなりハードでした。
この後は胸部レントゲン、心電図、採血、聴覚、視力、眼圧など、経験のある検査が続きます。
そして、腹部エコー検査。胴体にクリームを塗られ、パッドをグリグリ当てられます。息を止めてとか、左に向いてとか、いろんな指示があり、その通りの体勢を取ります。途中でカーテンを隔てた隣で同じ検査をする人が来て、隣の看護師の指示なのか自分の看護師の指示なのかわからず、かなり苦労しました。
そのあとしばらく待ってたら、胃部レントゲンの準備に入るとのこと。胃の動きを止める薬剤を注射して撮影しやすくするとのこと。いろんな工夫があるのですね。注射をしてしばらくするとレントゲン室へ呼ばれます。まず発泡剤を少量の水(ヤクルト半分くらい)で飲み、まずはバリウムを一口。食道を撮影するらしい。そして、ビーカーいっぱいのバリウムを飲みます。ゲップに苦しむ話をよく耳にしますが、それほど苦しみませんでした。注射のおかげか。回転するベッドで自分も医師の指示で回転し、自分がどっち向いてんのか訳が分からなくなりますが、医師は「コップの置いてある方向に」など指示してくれるので、それほど難しくなかった。
こうして、検査のほとんどが終わりましたが、最大の難関は尿検査。昨夜から水分を取ってないので、おしっこなんて出ません。出そうな時に声を掛けて下さいと言われていましたが、最後まで機会はありませんでした。全ての検査終了後に自販機で500mlの緑茶を買って飲み干し、しばらく待ってからようやく採取できました。
検査が終わって渡されたのが、下剤と、ホテルモリノの食事券。微妙な組み合わせ。まあ、今日のところは下剤を優先し、食事券は新百合ヶ丘に用事があったときに消化することにしよう。
夕方から夜にかけてはトイレの頻度がかなり高くなりましたが、自宅にいる分には不便はしない程度。翌朝までは白い便が出ましたが、その次からは通常となり、ようやく検査が終わったなという感じでした。
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