『万引き家族』
是枝裕和監督の作品。『誰も知らない』のテイストの。誰も〜と違い、この作品には社会から見捨てられた子供を救う大人がいること。この救いが血縁に拠らず、社会的にも認知できない縁での救いというのが物語のポイント。
血縁だから、産んだから家族なのか、共に時間を過ごし共に苦楽を味わうから家族なのか。豊かだからいい家族で、貧しいから悪い家族なのか。適法だからいい家族で、違法だから悪い家族なのか。終盤、引き裂かれてゆく「家族」を見ての感想は、怒りなのか、安堵なのか。そして最後に「自宅」の前の廊下から見たものは、何だったのか。
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