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2018年7月の7件の記事

2018.07.31

『短歌はじめました。』


いま思ったんだが、タイトルに「。」を付けてるのワザとだろ。

短歌の素人がFAXとかで短歌を集め同人歌集を出したのに対し、第一線の歌人である穂村弘、東直子が対談形式で評価するというもの。

同人歌集と言っても参加者が女優、プロレスラーなどバラエティに富み、味わい深い歌集に仕上がっています。ただ、表現などはどうしても素人臭く。そんな中、特に穂村弘が辛口で評価をするのが楽しい。

新聞の短歌コーナーって素人の歌と言ってもキチンと習った人が狙って詠んできたものを、プロが厳選して掲載して、さらに評でもいいことしか言わない。これだけズケズケと短歌のNG部分をはっきり言ってるのを見る機会なんてなかなかないわけで。なので、この本のスタイルは新鮮だった。ああ、短歌ってそういう視点で、そういうルールで作ってるんだと。ただの31文字の羅列ではないことは明らか。



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2018.07.30

「ごちガスト」でタダ飯

黒川青少年野外活動センターでたっぷり水遊びをし終わった夕方、夕食の話になると「外食したい、チーズINチーズONハンバーグ食べたい」という娘の声に応えて若葉台のガストへ。



娘は中も外もチーズたっぷりのハンバーグを食べ、息子はカット肉をミニコンロでジュウジュウ食べ、まあふつうのファミレス飯。後ろにいた若者グループがビールを注文したら年齢確認のできる証明証の提示を求められ注文を取り下げてて、この運用が実社会でなされてることに驚いたり。



店内に「ごちガスト」なるアプリ利用促進キャンペーンの広告があり、このアプリを持っていると20組に1組の会計がタダになる抽選が引けるとのこと。(10万円限度らしいが、ガストで10万円超の会計は難しいだろう。)

で、アプリをダウンロードして設定して、会計時にレジの人に提示。そしてPOS外付けのタブレット内のルーレットを回します。



なんと、当たり。今夜の会計はタダになりました。

意外だったのが、この時のレジ係のオペレーション。当たりが出たあと、「ではごちガストでお会計ゼロ円になります。」と事務的に話し、0円のレシートを渡されて終わったこと。こういうの、鐘を鳴らしたりして盛り上げて、来店客にアプリ利用促進促進するもんじゃないんだろうか?

なんにしろ我が家はスキップしながら帰路に就きました。

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2018.07.24

『鬼才伝説 私の将棋風雲録』


昨年引退した将棋の棋士、加藤一二三九段の自身による半生記。大山康晴、升田幸三などの歴史的な大棋士から、谷川浩司、羽生善治といった現在のトップ棋士、そして藤井聡太などの将来トップ棋士になるだろう若手まで、様々な棋士と対局し、盤外で関わりあう記録を綴ったエッセイ。引退していったん落ち着いた4月に振り返った価値のある本だろう。

正直、加藤一二三九段は変わり者である。何を考えているかわからずに他の棋士を不快にさせ、テレビ視聴者は笑いの対象にする人物だ。だからこそ、何を思っての行動か書き留めておくことが将棋界にも大切なことだろう。

本を読んで思うことが、加藤一二三九段はとても自信家であるということ。他の棋士は例え自信があってもそれを表には出さないものだが、加藤一二三九段はあからさまに自信を出してしまうんだなと。藤井聡太を自分の後継者だと宣言するのも、なかなかのものである。

ここまであからさまだと、人生おもしろいだろうなと。

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2018.07.20

『1分で話せ』


プレゼンテーションで、相手に「動いてもらう」。そう、伝わるとか感動させるとかがゴールじゃなく、相手に動いてもらうことがゴール。そのための要所をスッキリ・カンタンに解説してくれている本です。ロジック、簡潔化、例示、そして動かす。もう、これだけ。

この本だけ読むと、プレゼンとか、たかがこんだけのことかと思いますが、本書に至るまでに著者はロジカルシンキングやらピラミッド技法やら、かなりの勉強を積み重ねているはず。その上で成功した体験を単純化して本書に落としています。ということで、みなさんいろいろ勉強したのち頭が混乱してきたら本書で整理することにしましょう。

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2018.07.19

『How Starbucks Saved My Life』


英語多読の目的でKindleに落とした本です。

文章は平易。でも284ページと長い。Amazonによると読み終えるまでの平均的な時間は3時間48分だそうですが、僕は19時間くらい要しました。これではTOEICのReadingは相変わらず間に合いませんね。

広告代理店エリートビジネスマンがクビになってスタバでバイトをする話。そこで年寄りながらも認められ、今更ながらの成長物語を描きます。ところどころ挿入される少年期のセレブ生活や中年期のビジネス成功物語。これがどのように物語にスパイスになっているのかが、正直読み込むことができませんでした。やはり4時間で読まないとリズムが途切れて物語全体が把握できなくなってしまうようです。しかも、感情などの曖昧な表現を英語では理解できず読み飛ばしている部分も多いのかも。

この284ページで、読解力は上がりましたでしょうか?

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2018.07.18

『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言』

元インテリヤクザで経済事件を生業としていた暴力団組長によるエッセイ。

全般的に、話がでかい。正直、大ホラ吹きの話にしか思えないし、実際かなり盛っているんだと思う。でかい見せ金を元手に大金を動かすとか、テロ組織が絡む危ない石油を世界を飛び回って調達するとか、まあネタとして面白いではないか。ラノベでも小説でもなく、体験記形式ってのが新鮮。ああ、そんな考え方もあるんだなとは思うけど、本の中の世界だけにしておきたいね。

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海の日に海に行った

7月16日、海の日。屋外は朝から暑く、早朝に自転車で20kmほど走った時も汗だくだった。日中は外出できないなあとか思いつつ午前中は家でダラダラ。そしたら娘(小4)が急に「海の日だから、海に行こうよ」と。いや、海水浴とか前もって計画立てて行くイベントだし、10時過ぎた今から思いつきで行くようなもんじゃないでしょと思いつつ、まあ江ノ島(片瀬海岸)なら行けなくもないかとも思い始める。息子は行く気がないらしく、けっきょく僕と娘の2人で江ノ島に海水浴にGO!

新百合ヶ丘で海行きの電車を待ちます。



海行きの電車、残念ながらロマンスカーとかじゃなく、快速急行片瀬江ノ島行き。海に行くっぽくなくて残念。でも、電車の終点は少しだけ海っぽいです。



国道を地下道でくぐり、東浜に。呼び込みしてる兄ちゃんに応じて海の家へ。

仮設シャワー、座敷席のある、昔ながらの海の家。会計のお姉ちゃんが慣れておらず、割引クーポンとロッカー鍵のデポジットの合わせ技の会計がわかりません。けっきょく、クーポン割引は鍵返却時の返金に決まりました。

水着に着替えて、海へ。実は東日本大震災以来海水浴をなんとなく避けていて、たぶん娘は初めての海水浴のような。波を油断してた、とか、思ったより水が塩っぱいとか。

娘を見ながら周囲も見てると、意外とナンパが活発なのに驚きました。刺青をした若者も多く、郊外の住宅地な住んでて見る人たちとは違う感覚です。足立の花火の時に見かける若者たちのようだ。

小一時間波と戯れて、昼食休憩。タコライスとタコ焼きとシシャモ。残念ながら蛸づくしにはならず、そう言えばタコライスも蛸ではなかった。シシャモはなぜか値段が決まっておらず会計のお姉ちゃん困惑。海の家の運営って学祭のノリだよね…秋祭りの出店でももうちょっとマシに運営するよ。




午後も1時間ほど波と戯れ、午後3時のアナウンスがあったので帰路に。海の家を使ってシャワー浴びても、砂から逃れることができないのが海水浴。それでも帰路の電車も快速急行だったので、駅で急に現実に戻されます。

ほどほどに遊び、明るいうちに帰宅。海水浴もこれくらいライトな感じなら疲れが残らずでいいね。

海水浴場直結の小田急線沿線だからこその、思いつき海水浴でした。

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