『若おかみは小学生』
児童文学(講談社青い鳥文庫)の小説のアニメ映画化作品。小4の娘に観せようかと誘ったらなぜか中1の息子が食いつき、こども2人を連れて多摩センターまで観に行きました。
事故で両親を亡くした小学生が祖母が営む小さな旅館で後継者として修行をするという少女成長物語。最初に出てきた神社の能舞台での舞は君の名はを思い出すし、田舎の旅館の風情は千と千尋を思い出すしというのはありますが、「頑張る」とか「来る人は拒まない」などの意味が表面だけでなく深く考えることを強要する物語で、なかなか重い。ライバルを敵視するところから徐々に手を差し伸べる仲になる過程など、ストーリーもハラハラとさせるよう仕組まれており、児童文学と舐めてかかってたらだめだ。おっこは挫折からの成長を遂げることができるか、ぜひ作品をご覧になってください。
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