熱海の美術館に。
SNSを流し読んでて、熱海のMOA美術館のことを知る。宗教関係施設でもあり微妙だと思ったんだが、収蔵品は国宝や重文もありかなり立派なもの。単なる私蔵品展覧のレベルではない。
平日の休みの朝に小田急線の下りに乗ってGO!混んでる車内も秦野あたりでようやく空いてくる。大好きな渋沢〜新松田の車窓も満喫して東海道線に。普通列車は踊り子号の待ち合わせでなかなか出発しないので朝にも関わらず駅売店でビールを手に。普通列車の最後尾車両のボックスシートに陣取り朝飲み。
根府川あたりの車窓はよいね。
熱海駅に着いたら今度はバス待ちの時間が。ここでは足湯で時間を潰す。
MOA美術館行きのバスは延々と激坂を登り続ける。途中からは世界救世教の施設の中っぽいところを進み、美術館の正面玄関に到着。
ここでチケットを買って館内に。長い長いエスカレーターを何本か乗り継ぐ。入口のお姉さんは7本って言ってた。
すごい異世界感が高く、この先が美術館でなく宗教施設でも文句を言えない。
途中の踊り場ではプロジェクターによる万華鏡のような天井投影が。
前庭みたいなところに到着。眼下に海、背後に立派な美術館。
階段を登ったら、ようやく美術館。入口階に金の茶室と能舞台。
そして、特別展「信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻 + 杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ」桃山文化とキリスト教伝来関係の美術品の取りまとめ。都内の美術館と異なり、かなりゆっくりと観覧できます。
しかも「撮影の際はフラッシュ・三脚の使用はご遠慮ください」と、展示品も撮影可能という太っ腹。
なお、他の美術館などから借用している展示品は個別に撮影不可表示がされています。
なので展示されている国宝やら
大きな屏風やらが
iPhoneで撮影できちゃいます。一眼で本気で撮影に来てもいいかも。
天長少年使節団の足あとを辿った写真家の写真の写真。
モノクロゆえの立体感が気持ち悪いくらい。
海を見下ろすカフェでコーヒーとメロンパンで休憩。
観覧を終え、バスで熱海駅前までもどり熱海の街をぶらり。
ビルには名産店とありますが、今はコンビニですね。
海沿いの公園からのMOA美術館方面。
砂浜
海に近い裏路地を歩くと風俗店があり驚き。昭和時代の社員旅行のノリかな。
裏路地にある寿司屋に入ってみます。
ちらし寿司おいしかった。店のおじいさんも親切。
駅に戻る途中で気になる階段があったので
登ってみたら行き止まり。
いや、かろうじて階段はあるけど、ムリでしょ。
元の道に戻り、途中でプリンを買って駅まで。
駅前に飾ってある豆汽車。
熱海〜小田原25kmを2時間40分って、どんなに鈍足なんだか。
帰りも東海道線のボックスシートに陣取り、熱海までの小旅行から帰宅しました。
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コメント
1眼で撮るなら三脚とストロボが使用禁止となると手ぶれ防止を防ぐため単焦点の明るいレンズ(35mmならF1.4の50mm)で臨みたいですね。
投稿: カノン | 2018.10.20 18:18