『経営戦略の基本』
タイトル通り、経営戦略の基本。この手の教科書的で有名なのにグロービスの『MBAマネジメントブック』があり、分野も登場するフレームワークも共通。しかし、アプローチが違う。
MBAマネジメントブックではフレームワークをガチガチに使う、どちらかというと「カッコイイ」経営戦略立案を志向する。対して『経営戦略の基本』では、フレームワークを示しつつフレームワークの限界にも言及し、現場現場の融通を優先する方向性。出来上がる経営戦略は泥臭いものになると想像。
どちらがいいというものでもなく、どちらが理解しやすいというものでもないだろう。教科書的に「経営戦略の基本」を理解し、リファレンス的に「MBAマネジメントブック」を参照する使い方がいいのではないだろうか。
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