『百人一首』ビギナーズクラシック 日本の古典
短歌を勉強したいのならまず百人一首だろうと、世に数多ある百人一首解説本のなかで、Kindleで読みやすそうなのを選択。
百人一首には恋の歌も多数あり、後朝の歌などもあることから子供向けの解説書ではどうしても内容が不足するため、大人向けの解説書が望ましい。だいたい通い婚の風習がない令和の時代にあって後朝を詠まれても、解説が不足していると何を書かれているかわからないわけだし。
百人一首って古い和歌だよねという感触しかなかったのですが、収載されている和歌は天智天皇から順徳天皇まで、詠まれている時代は非常に長い。大化の改新(飛鳥時代)のあたりから、承久の乱(鎌倉時代)あたりまでだから、日本史の半分くらいはカバーしているんじゃないかな?
和歌の歴史を幅広く押さえている点、ジャンルも恋愛、政争、季節の風景など幅広く取り扱っている点で、きっと短歌の練習素材として相当優秀なんだろうと思う。しかも、短歌を詠む人の認知度も格段に高いことから、話題の共通認識としても本歌取り素材としても有能であることが想像できる。
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