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2019年7月の4件の記事

2019.07.12

『82年生まれ、キム・ジヨン』


韓国でベストセラーになった本。女性差別に虐げられて鬱になった女性の半生を精神科医の視点で振り返るとという構成。

感覚として、女性差別に対しあまりに強く抵抗しすぎて疲弊しているように感じる。そこまで強く抵抗してると、読者の方まで疲れちゃうよね、と。じゃあ女性差別は放置しててよいかというとそうでもなく、徐々に改善しつつ意識の古いオッサンたちの社会からの退出を待つのが現実なんだろう。82年(僕より10年歳下ですね)生まれの韓国人が感じていたこの感覚は、日本でいうと65〜70年くらいに生まれた女性たちの感覚でしょうか。日本はだいぶこういう感覚がなくなってきたので、韓国もあとしばらくで解消するだろうってのは楽観的すぎるかな。

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2019.07.07

『わかった!得した!マンション管理 疑問・トラブル解決ガイド-実例250選Q&Aで学ぶ管理組合のための問題解決ブック-』

『わかった!得した!マンション管理 疑問・トラブル解決ガイド-実例250選Q&Aで学ぶ管理組合のための問題解決ブック-』 マンションの管理組合の役員の番が回ってきたので、予習と思ってKindle Unlimitedを探して見つけた本です。「250Q&A」とある通り、知識を体系的網羅的に整理したものではなく、QAを区分けして羅列したものです。専門家の回答が「〜と思います。」という軽いノリの本ですが、まあこれくらいが生々しくて感覚を養うにはいいかな。マンション管理士になるわけではないので、体系的知識までは要らないので。 アンリミらしい軽い読書でした。

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2019.07.05

『新聞記者』

森友・加計事件、伊藤詩織事件などを扱った中日新聞の記者、望月衣塑子の著書の映画化。全体的に反政権、反勢力の色が濃く、政治色の濃い映画です。

「内閣情報調査室」で不審な動きを察知した女性記者が、それを暴く取材を進めていくというもの。進行はサスペンスに近い。反体制の社会派映画という触れ込みだが、内情の描き方があまりにわざとらしく、架空の集権国家でのスパイ活動的な楽しみ方になる。

これってよく似た映画を観たことがあるなと考えたら、ほぼ「ペンタゴン・ペーパーズ」ですね。


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2019.07.01

イヤホンを「JBL TUNE205BT」から「JBL T110BT」に変更した

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iPhoneに接続して使うイヤホンをいろいろ探っていて「ネックバンド型」が今のところ一番使いやすそうと「JBL TUNE205BT」を半年ほど使用。だいたい3日ごとに充電して、通勤時にiTunesの音楽を聴いていた。


右耳用と左耳用がコードで繋がっている、一般的に専用充電器は持ち歩かないというのがネックバンド型の使い方の特徴。完全ワイヤレスと言われるタイプは専用充電器を持ち歩くことになり荷物になるのと、耳穴摩擦だけで保持しているので落としやすい難点があった。ネックバンド型は片耳が外れても落っことさないし、両耳を外して肩からダランと下げとくこともできる。


音質は問題ないが、音楽が騒音にかき消されやすい特性があった。だからといって音量を上げるとうるさいし、(カナル型ではなく)インナーイヤー型なので音漏れの心配も出てくる。この辺が難点だった。



片側のイヤホンの耳に当たる樹脂部分が剥がれてきちゃったので、買い換えることに。3000円程度のネックバンド型イヤホンはJBLとsonyと、あとはよく知らないメーカー。検討した結果、同じJBLネックバンド型でもカナル型の「T110BT」。値段はほぼ205BTと同じくらい。


音質は正直、205BTより劣る。迫力とかクリアさとかと無縁の実務的な音。でも、通勤の電車内や車が行き交う道路で聴くとT110BTのほうが205BTより聴きやすい、というか聞き取りやすい。音質を求めるわけではない使い方なので、T110BTに替えて正解だったか。


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