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2019年12月の3件の記事

2019.12.22

ITストラテジストに不合格だった

10月にITストラテジストを受験しました。
昨年の秋頃から1年間くらい勉強してきた試験。これ以上は頑張れないよってくらい受験勉強をして挑んだ試験でしたが、結果が出ませんでした。非常に残念。

ITストラテジストは4段階選抜です
午前Ⅰ→応用情報処理技術者試験と同範囲同レベルの問題をマークシートで解答
午前Ⅱ→IT戦略と経営戦略関係の専門分野をマークシートで解答
午後Ⅰ→ITに絡んだ経営課題ケース文を読んで記述式解答
午後Ⅱ→お題が与えられて2200〜3000字の小論文
午後Ⅰまではクリアしたのですが、残念ながら午後Ⅱ論文でc評価という結果で敗退しました。

いちおう、1年間の振り返り。

【使った教材】
ITストラテジスト「専門知識+午後問題」の重点対策
ITストラテジストの専門分野って何?を知り、学ぶために使用。練習問題付きの参考書です。

ITストラテジスト 合格論文の書き方・事例集 第5版
午後Ⅱの論文ってどうやって書くの?を掴むためのサンプル論文集です。

この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本
経営戦略フレームワークなどが平易に書かれている経営学の入門書です。この分野ではグロービスが有名ですが、今回はこの日本総研の本にしてみました。

論文添削サービス
論文をWORDで書いてメールで送ると添削されて返却されるというサービスです。半年間で7回提出しました。

情報処理教科書 高度試験午前I・II
分野別の過去問集です。各分野ごとにLv.3とLv.4の問題が混在しており、ITストラテジストの受験目的の場合は経営戦略、システム戦略分野のみLv.4も解き、それ以外の分野はLv.3の問題のみ解くという使い方をします。

ITストラテジスト午後2 最速の論文対策
論文の準備のためのTips集みたいな本です。

振り返ってみるとかなり教材を買い集め、資金投入量も大きな試験準備となりました。
7月までTOEIC目標730点!なんて勉強も同時並行でやっていたこともありますが、かなりITストラテジストには力を入れていました。特に、覚えるだけではどうしようもできない午後Ⅱ論文試験に向けて、添削指導に泣きながら論文を作成し、毎月論文を提出していました。論文添削の結果は、【題材1】C→C→B→B→A 【題材2】B→B でした。論文添削講師の意見から、他の題材はどうも筋が悪く、題材1のネタに絞り本番に挑むことになってしまいました。

結果は午前Ⅰ 88.4点、午前Ⅱ 88点、午後Ⅰ 68点、午後Ⅱ C評価。マークシートは驚くほどいい点数ですが、記述式がイマイチ、論文が全くダメでした。

【ダメだった論文試験の反省】

結局、絞って用意した論文題材は情報システム導入による業務改善による売上増加を狙うものでした。このシステムを導入することにより受注率が○%から○%に上がることにより、全体売上が○億円向上しますという内容。しかし、今回の午後Ⅱ試験は、問1が「ディジタル技術の活用」問2が「ビジネスモデルの策定」であり、用意した「情報システム導入によるビジネスプロセス改善」には全くヒットしませんでした。それでも問2を選択して書いたのですが、結果としてはおそらくビジネスモデルに言及していない=問われたことに解答していないとして得点が付かなかったものと想像します。

これ以上の勉強なんてできないよと打ちひしがれていますが、来年の受験を目指すかどうか。ここまでやったんだし午前Ⅰは通過したのだから(午前Ⅰはいちど60点以上を得点すると、あと2年間は午前Ⅰを受ける必要がないのです)、ダメだった論文にさらに集中して来年も受験するのが合理的なんでしょうね。だいたい合格率14〜15%の難関試験なので、みんな何度かトライして合格するものなのかもしれないし。

論文の課題が上記のとおりなのかも添削の講師と相談しながら、また受験するかなぁ。

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2019.12.03

『イノベーターズ』


コンピュータの進化史を、関わった「人々」に焦点を当てて解説した本。2冊組であり非常にボリュームがあるのだが、何しろ登場人物が多く人と人との関連を理解するのに時間がかかる。

この本のコンピュータ史はエイダ・ラブレス(1812-1852)から始まる。チューリング(1912-1954)より100年も前の人物だし、そんな昔からコンピュータが語られるとは思ってもみなかった。アナログの解析機関なんてのが19世紀に試みられていたとは。真空管やトランジスタが用いられる前は、長い間みんな解析機関の作り方に試行錯誤していた様子が興味深い。

それを考えると20世紀中頃からのトランジスタ以降のコンピュータの進化はあっという間に感じる。20〜21世気を生きている僕にとってはトランジスタ発明からiPhoneに至るまでは長い進化だが、数世紀後の科学史の教科書ではサラッと述べられるに過ぎないかもしれない。それほど、トランジスタ以前の解析機関のドラマは奥深い。

しかも、解析機関からコンピュータに至る連続したイノベーションに関わる人間の多さ。これは著者が意図して登場人物を増やしている部分もあるだろうが、コンピュータの進化がスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツのような単独のイノベータによるものではなく、多くの人間の知の集結であるということだ。

現在のイノベーションは知識の囲い込み(による特許紛争)での利益創出が目立つが、オープンなイノベーションこそが進化をもたらすというのが著者の主張であろうか。


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2019.12.01

相鉄新横浜線に乗り鉄


休みの午後に予定もないのでKindle積読の解消でもするためにどこか喫茶店でも行こうかと外出。新百合かどっかに行くか?と電車に乗って、ふと相鉄〜横須賀線が直通してたのを思い出した。喫茶店はやめて乗り鉄をすることに。

海老名駅で相鉄ホームに。実はそもそも相鉄の大和〜海老名間も乗ったことがなく、相鉄海老名駅も初めての場所でした。止まっていた特急横浜行き、快速横浜行きを見送り、特急新宿行きを待ちます。到着したのはJR東日本E233系。埼京線仕様?

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先頭車両方面はどうやら撮り鉄で混雑しているようなので、中間車両に引き下がります。

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停車駅は、大和、二俣川と西谷からの各駅との案内。乗換えアプリで検索すると、新宿まで10駅1時間くらい。

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羽沢横浜国大から武蔵小杉が17分と驚異的な長さ。どんな地方路線だよ。

海老名駅を出発したときは車内はガラガラでしたが、二俣川で座席がほぼ埋まり、西谷ではだいぶ混雑を感じるくらいに。西谷から地下に入り、景色がわからないまま新駅の羽沢横浜国大です。ここでも駅で待ってる人がけっこういて、この人たちはどこから来たのだろう?今まで片倉町や小机を使ってた人たちが新駅を使うようになったのだろうか。

羽沢横浜国大を出たあとはすぐに地上に出て横浜羽沢駅(貨物列車の駅)をゆっくりと進みます。しばらくして環二沿いをスピードを上げて走り出しますが、深い切り通しなどでよく景色が見えない。武蔵野線みたいな車窓感覚。そのままトンネルに突入。このトンネルがかなり長い。どこ走ってるのかも全くわからない。

再び地上に出たのは生麦あたり。花月園、鶴見あたりは当然のことのように無視して走り続けるのは仕方ないにしろ、横須賀線に入って新川崎駅も無視。新川崎駅はホームとは違う線路を走っていたので、もしかしたら貨物線から横須賀線に入ったのは鶴見ではなく武蔵小杉なのかもしれない。

小杉からはいつもの湘南新宿。全速力っぽく走りながら新幹線にサクッと抜かれるのが醍醐味。


埼京線新宿駅に着いたら、折返し各駅停車海老名行きになってました。


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