『統計検定2級対応 統計学基礎』
前から統計学の勉強をゆっくり進めていたのですが、なんとなく緊急事態宣言自宅待機の自主課題化することになってしまいました。
統計関係の資格試験統計検定2級の公式テキストです。3級のテキストが易しかったので舐めてかかっていたら、いきなり難しい!計算用紙なしに本文を読み進めることができない、かなり本気の数学書でした。数週間かけて一通り読み進めましたが、章末の問題は本文の公式をカンニングしながらなんとか解ける程度。覚えるのはなかなか難しいです。繰り返し問題を解かなきゃいけないのでしょうが、問題を解こうにも、本文の理解も一発ではできないです。
本文の印象としては、詰め込みすぎ。そもそもこの教科書を読んで統計学を理解しようとするのが誤りなのかもしれません。もともと統計学の基礎知識がある人が、じゃあ統計検定2級を受験しようとして試験範囲の内容を再確認するためにあるようなものと認識いていたほうがよさそうです。あるいは、講座のテキストとして使用するなど。…そう、中学高校の頃の「学校の教科書」みたいなもので、教科書は授業の先生の話を聞くときに使うだけで、家庭学習には使わなかったじゃないか。そんな教科書だけで何かしようとしていた自分が誤りでした。
勉強は別のテキストを使いながら進め、時折り範囲の確認や学習内容の整理のために本書を使う。受験の前に要点を確認する。そういう用途で本書は使うべきなのでしょうね。簡単なテキストとしてコアテキスト統計学を購入したので、そちらに移行します。テスト前に本書に戻ってくることにします。
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