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コンサル会社IGPI流というよりかは、著者の前職の産業再生機構で経験の語りが多い。産業再生機構がやらなければいけないのは投資判断でもなくデューデリジェンスでもなく、企業価値の再生と出口戦略である。かなり特殊な業態といえよう。なので、MBA的な教科書とは勝手が違うのだ。とにかく今を何とか生きながらえている企業を、殺さずにきちんと元気にしなければいけない。なわけで、現場の生きた分析力が必要。教科書通りじゃ失敗するんだぜ、他にもこんな視点が必要なんだぜという、警告の書である。
2020.05.06 書評 | 固定リンク Tweet
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