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2020年8月の4件の記事

2020.08.26

『あやうく一生懸命生きるところだった』


まず、タイトル。一生懸命生きなきゃいけないと思い込んでた。一生懸命になることで得ることがあり、一生懸命だからこその幸せがあると思ってた。それが思い込みだってタイトルだけで突き付けられた。

・人生に正解はない
・人と比べると不幸になる
このあたり心掛けるだけで、随分と楽になりそうだ。

今まで正解を追い求めて駆け回ってた気がするが、ひと息つきたい。


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2020.08.24

『夜は短し歩けよ乙女』


京都を舞台にしたファンタジー。文語調と軽妙な語感の組み合わせで、独特の世界観を作っています。先輩と乙女の口調を微妙に変えることで、怠くなりがちな文語口調からの息抜きができるのも読者にとって嬉しい。

ファンタジーはご都合主義だ。世界は気付かぬうちに自分を中心に回っており、外堀はいつしか埋められて、周囲は大いに巻き込まれ、オモチロイことが満載で展開する。

こんな調子でコロナも潤肺露で一撃ならいいのに。


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2020.08.18

『大きな嘘の木の下で』


メガネチェーン「OWNDAYS」の経営者が幸福の価値観と成功への心得を語った本。と言っても、こうすれば幸せになる、こうすれば成功するなんてノウハウは書かれていない。一歩を踏み出さなきゃ幸せになることも成功することもないってことが書かれています。

やはり四六時中楽しんで仕事をする、仕事は義務感じゃなく自分から追い求めていく、そうしないと成功を得るのは難しいんだなと思い知らされる。仕事のことを考えるのは週40時間だけという風潮のなか、人々はどう仕事に取り組むべきか。

成功者の成功本は経営の参考にはならずエンタメとして読む。経営の参考になるのは帝国データバンクの倒産情報。なかなかの視点じゃないか。大成功を収めた経営者も、日々悩んでいる。


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2020.08.06

再読『データサイエンティスト養成読本』

Kindleのライブラリに「データサイエンティスト養成読本」なる本があるのに気付いた。3年前に読んだ本だ。

当時は統計学もRもPythonも何も知らずに読んで、何じゃこれ?という状態だったが、今は統計の勉強もして、SQLの勉強もして、Pythonも一通りいじった後なので、何を言わんとしているか理解できる状態での読了。ちょっとした自分自身の土台の違いで、理解する方向性が全く違いますね。やっぱ知識は広げておくものだ。

今はデータ分析ならPython一択みたいな風潮ですが、3年前はRだったのでしょうか。とすれば、流行の流行り廃りの早さに驚きを隠せません。Rは統計検定で結果画面の解釈の勉強はしたものの、自分自身で動かしたことはまだないなぁ。

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