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戦後経済学の屈指の左派である宇沢弘文の講演録など。新自由派を強く批判し、公共の利益を最優先に考える。これぞリベラルと言うべきか。経済学が資本家の利益追求のためにあるかに思えるが、本来は「人びと」が幸福になるために使われなければならない。そんな宇沢の信念をずしりと味わった一冊だった。
2021.03.28 書評 | 固定リンク Tweet
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