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2021年5月の4件の記事

2021.05.29

『平成ネット史 永遠のベータ版』

インターネットの歴史と言うよりは、インターネット上のサブカル史。平成が終わろうとしていた2年前(2019年1月)のテレビ対談の書籍化とのこと。

前半のモデムやテレホーダイ、侍魂の先行者などは懐かしいなという気分で読んでいたけど、第3章のブロードバンドあたりからはオジさんにとっては現在進行形なモノのような気がして。

インターネットやコンピューターの技術の変遷よりも、これらに乗っかったオタクの文化の変遷の対談と捉えた方が面白く読めますね。

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2021.05.20

『ヒトラーの経済政策』


アンリミで見つけてダウンロード。誤字が多く、個人のブログかよってくらい。お金を払って読んでたら怒ってしまうくらいの品質で、本当に印刷して本屋に置いてあるんだろうか?

内容は、タイトルの通りナチスドイツの経済政策について。独裁恐怖政治のイメージが強いナチスですが、選挙に勝って政権を取った政党だという事実。そのための経済政策はどうだったのかということを述べています。

タイトルは「ヒトラーの」ですが、実質的には「シャハトの」でしょうか。ベルサイユ条約後のハイパーインフレに悩まされたドイツが、どのように国債を発行して経済を立て直したか、その絶妙な匙加減を味わってくださいと言った道路でしょうか。

それにしても、シャハト退任後のナチスの暴走ぶりよ…

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2021.05.18

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』

病気療養から復帰したスポーツ選手が全国大会で優勝して五輪出場権を取った時のインタビューが「努力は必ず報われる」だった。しかし、ここまで同種目で努力を続けたにも関わらず五輪切符を掴めなかった選手がたくさんいる中での優勝だったことも忘れてはならない。報われたのは、この選手1人だ。

ところで、白熱講義でお馴染みのマイケルサンデル。ベストセラーだった「これから正義の話をしよう」ではサンデル自身のスタンスはあまり示さずに読者に考えさせるスタイルを取っていたが、本書ではサンデルのスタンスは明確だ。実力や結果による報酬は不公平であると。

課題は、2点。まず、各人の競争のスタート地点が平等でないこと。そして、競争の結果が社会生活を送る上での格差として相応しいのかという問題。

競い合うことで皆が幸せになれるという教育を受け、競い合うことが正義だと思い込んでいた。しかし、現実には競い合うことで敗者を作り出しているのではないか。そんな思いが何となくあった。この本で衝撃を受けた考え方が、平等な(ように見える)競争に敗れたものは自己責任を押し付けることになってしまうということ。もう、救いようがないのだ。

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2021.05.03

華屋与兵衛跡地は会社事務所だった( ; ; )

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上麻生蓮光寺線はるひ野駅入口交差点に隣接して営業してた飲食店「リンガーハット」「華屋与兵衛」がコロナ禍で(か?)閉店してました。リンガーハット跡地は早々に建物を取り壊して、集合住宅の建設に着手しています。テナント募集の貼り紙がしてあった華屋与兵衛跡地は何か新しい飲食店が来ればいいなと期待していたのですが…

先日通りかかった時に、窓ガラスに会社名が書かれていました。会社名をWEB検索してみると、通信設備工事や太陽光発電設備の施工を行う会社のようです。WEBサイトを見た感じでは関東一円を営業区域としている会社の神奈川県拠点ぽく、かなり広域に対しての拠点となるみたいです。はるひ野黒川地区住民への何かではなさそうです。

この辺りは住宅地と農地が混在する地区だと思ってましたが、意外な施設がやってきました。(広い駐車場が工事車両の駐留に便利だったのかなあ…)

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