『イシューからはじめよ』
くろポタさん、50歳にしてコンサルを目指す の1冊め。
意味のない問題を正しく解いても意味はないよと教わったことがある。正しい問題を設定して、これを解くことにこそ意味がある。その問題の設定こそがイシューだ。本書の前半は、イシューの大切さについて説く。まあ、イシュー立てこそ難しいのも事実だ。これは訓練して鍛えるしかないのだろう。本書後半はバーバラミントのピラミッド技法のダイジェストとして読める。イシューをきちんと設定できれば、既存手法で(と言っても使いこなすのは難しいが)きっちり論理的に落とし込めば価値あるプレゼンテーションになるということだ。
コンサルタントになるための本を検索して上位に出てくるだけのことはある。コンサルタントを目指すために本書の内容はしっかり心に留めておきたい。
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