« 『土門拳 古寺を訪ねて』(斑鳩から奈良へ)(奈良西ノ京から室生へ) | トップページ | 『木挽町の仇討ち』 »

2023.08.17

麻布十番暗闇坂

はっぴいえんどの「暗闇坂むささび変化」を聴いて、麻布十番の暗闇坂を確かめたくなった。

Img_3784

この坂が暗闇坂。大江戸線麻布十番駅の近くです。暗闇坂を少し登ったところから振り返ると、鳥居坂下交差点(の1本南側)を谷底に、両側とも大きな谷になっているのがわかります。

Img_3785

暗闇坂を登っていくと、両側が切り立って鬱蒼としてきます。暗闇だ。さすがにムササビって感じではないけど。

 

Img_3788

登りきったところは、暗闇坂、大黒坂、一本杉坂、狸坂が交わる交差点。たぶんこれが一本杉。

Img_3790

いくつか選択肢があるところ、狸坂を選択。降りてみます。坂の途中には取り壊し工事中の教会があったり、微妙な風情です。

Img_3792

坂を下り切った所に、こんなに細い路地。というか、水路の蓋なんじゃないかという道。

Img_3796

この路地の突き当たりは、人の家。というか、この道じたいが人の家を歩いているみたい。

Img_3798

この先は、なぜか古めの民家が密集する地区。港区元麻布に、開発から取り残されたこんな場所があるとは。

Img_3800Img_3801

コンクリート壁の上は、麻布中学校・麻生高校です。

この集落に、宮村児童遊園という公園。国有地を借り受けていると説明書きがあります。右側が一段下がって古い集落、左側は崖です。

Img_3803

左の崖を登ったところからの景色。谷間の集落の向こうに六本木ヒルズが見えます。不思議な光景。

Img_3806

崖を登った先には、西町インターナショナルスクール本部館という素敵な洋館がありました。

 

Img_3807

ここから、一本松坂、大黒坂を下ります。下りきったところが、麻布十番パティオ。道の真ん中の広場です。

Img_3816

ここに、赤い靴はいてた女の子の像がありました。横浜の?と思ったら、なんと麻布の孤児院で亡くなったと書いてあります。

Img_3817

赤い靴の意外な物語を知って、麻布散歩はおしまいです。

|

« 『土門拳 古寺を訪ねて』(斑鳩から奈良へ)(奈良西ノ京から室生へ) | トップページ | 『木挽町の仇討ち』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『土門拳 古寺を訪ねて』(斑鳩から奈良へ)(奈良西ノ京から室生へ) | トップページ | 『木挽町の仇討ち』 »