麻布十番暗闇坂
はっぴいえんどの「暗闇坂むささび変化」を聴いて、麻布十番の暗闇坂を確かめたくなった。
この坂が暗闇坂。大江戸線麻布十番駅の近くです。暗闇坂を少し登ったところから振り返ると、鳥居坂下交差点(の1本南側)を谷底に、両側とも大きな谷になっているのがわかります。
暗闇坂を登っていくと、両側が切り立って鬱蒼としてきます。暗闇だ。さすがにムササビって感じではないけど。
登りきったところは、暗闇坂、大黒坂、一本杉坂、狸坂が交わる交差点。たぶんこれが一本杉。
いくつか選択肢があるところ、狸坂を選択。降りてみます。坂の途中には取り壊し工事中の教会があったり、微妙な風情です。
坂を下り切った所に、こんなに細い路地。というか、水路の蓋なんじゃないかという道。
この路地の突き当たりは、人の家。というか、この道じたいが人の家を歩いているみたい。
この先は、なぜか古めの民家が密集する地区。港区元麻布に、開発から取り残されたこんな場所があるとは。
コンクリート壁の上は、麻布中学校・麻生高校です。
この集落に、宮村児童遊園という公園。国有地を借り受けていると説明書きがあります。右側が一段下がって古い集落、左側は崖です。
左の崖を登ったところからの景色。谷間の集落の向こうに六本木ヒルズが見えます。不思議な光景。
崖を登った先には、西町インターナショナルスクール本部館という素敵な洋館がありました。
ここから、一本松坂、大黒坂を下ります。下りきったところが、麻布十番パティオ。道の真ん中の広場です。
ここに、赤い靴はいてた女の子の像がありました。横浜の?と思ったら、なんと麻布の孤児院で亡くなったと書いてあります。
赤い靴の意外な物語を知って、麻布散歩はおしまいです。
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