『人は、なぜ他人を許せないのか?』
audiobookで目に付いてダウンロードしました。こういうタイトルをダウンロードしてしまうのは、こういう人に身に覚えがあるから、こういう人に苦しんだ記憶があるから。なぜその人がそういう行動に出たのか、まったく理解できなかったから。
本書を聴いてなるほどと思ったのが、人を攻撃することは快感を覚えるということ。そして、そのことが中毒症状=正義中毒になってしまっていることです。そう考えると、悪者を強引にでも探し出して攻撃することは、人間として止むを得ないことなのかもしれません。
それでも、人を攻撃することが属するコミュニティに悪い影響を与えることを我々は知っています。大半の人は、そのことを知っていて、例え快感につながることをしっていても攻撃を抑制するのだと思います。しかし、その抑制が聞かず、人を攻撃し、コミュニティを破壊する人も一定数いるということは認識しておくべきなんでしょうね。
あと、自分が攻撃者になってしまわないためにどうすべきか。そのあたりも押さえておく必要があります。いろんな知識、いろんな意見、幅広に様々なことを学ぶ努力を怠らないことが重要なようですね。
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