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2024.06.16

荻窪

荻窪で歌林の会の東京歌会が開催されるので、その前に荻窪辺りを少し散策しました。

荻窪駅の少し南側を歩こうと思ったので、中央線荻窪駅まで行くのではなく、千歳烏山駅からバスに乗ることにしました。関東バス荻58系統という初めて乗るバスです。途中上高井戸一丁目から井の頭線高井戸駅までは環状8号線を通りますが、それ以外は狭い道路をかなり頑張って走ってるイメージです。

▼ 関東バス
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降りたのは荻窪二丁目。住宅街の中のバス停です。ここで降りた理由は地図アプリでこの歩道を見つけたから。

▼ 暗渠通路
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明らかに暗渠上の歩道なのですが、ここまで狭い水路をきちんと歩道として維持しているのが珍しいなと思います。歩いて行くと、水路合流地点だなあという場所もありました。

▼ 水路合流地点
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遠くには丘の上の建物的なものも見えますね。右側の工事中の部分は電源開発(J-POWER)の社宅跡地です。

▼工事現場横の暗渠通路からの遠景
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そのうち善福寺川にでます。橋の下にそこそこ大きな排水管があり、橋がかかるような道路も暗渠なんだなというのがわかります。

▼ 橋の下の排水管
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善福寺川から少し入ったところに工事中の公園があります。荻外荘(てきがいそう)という近衛文麿の旧宅。2024年12月を目標に復原工事が進行中です。

▼ 荻外荘の工事現場
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さらに住宅街を中に入っていったところ、少し斜面になっているところに「角川庭園」があります。こちらは角川書店創始者の角川源義の旧宅。杉並区の公園として開放されています。

▼ 前庭から旧邸
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▼ 芝生にネジバナです。手入れがよく行き届いているきれいな庭園です。
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▼ 書斎から庭園を望む
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ランチは近くのお蕎麦屋さん「玉川」で親子丼セット。ここは飲み屋としての性質のほうが強いでしょうか。お昼11時半頃でしたが、隣のテーブルでは飲み会をやっていました。

▼ 親子丼セット
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お昼ご飯を食べたあとは「大田黒公園」へ。音楽評論家の大田黒元雄氏の旧邸が杉並区の公園として開放されています。9000平米ほどの大きな屋敷跡地です。庭園内に高低があり、池泉回遊式庭園として立派に整備されています。たまに芝生開放があるようです。

▼ 入口のイチョウ並木
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▼ 園内の小川
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▼ 離れの洋館
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▼ 洋館の中からの景色
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大田黒公園を出て荻窪駅を目指しますが、またもや暗渠通路がありました。ここを歩いてみることに。塀から樹木が飛び出ていたり、なかなか味わい深い暗渠通路です。
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荻窪駅前に出てきました。歩道に設置してあるトランスボックスに俳句が。杉並区ちょっと頑張っているみたい。

▼ 俳句トランスボックス
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線路を超えて、北口側に出てきました。目的地に近づいたので、今日はこれまでです。歌会、がんばりましょう。

▼ 荻窪駅北口の光景
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