« 『痴人の愛』 | トップページ | DIC川村記念美術館 »

2025.02.13

『DTOPIA』

芥川賞受賞作ということで手を取った。世界中から男が集められての恋愛リアリティーショーが舞台。白人の中で東洋人が一人、序盤ではマイノリティーの軸足をそこに置いての物語展開。しかし物語は時系列をごちゃ混ぜに進み、セリフも断片的。読者の頭を混乱させ、苛立ちを引き出す。そのうちアングラ世界の暴力描写の物語に移り、目を背けたくなる光景が浮かぶ。

読後、何かが痛むが、どこが痛いのかはわからない。

https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309039282/

|

« 『痴人の愛』 | トップページ | DIC川村記念美術館 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『痴人の愛』 | トップページ | DIC川村記念美術館 »