『蒲団』
中高生の頃の国語の授業で近代文学の私小説として習った田山花袋『蒲団』。定期テストで私小説=蒲団と出るからというだけで覚えていたこの題名の本、ふと気になり青空文庫をダウンロードしました。
子どももできて結婚生活に飽きてきたところに若くて美人の弟子が登場、オジさん悶々としちゃう!というラノベかよっていうストーリーです。りゅうおうのおしごとみたいな。
ただ、この小説は主人公は醜く破廉恥な内面を表に出すことなく、常に大人の態度を取っていること。外面と内面のギャップに主人公の辛さを感じます。こういう出すべきでない内面を文章にしちゃったってところが、文学の世界でのセンセーションだったのでしょうか。
妻を軽視していることと、ラスト2行を除き、主人公の外面は紳士を貫きました。
▼ 青空文庫https://www.aozora.gr.jp/cards/000214/files/1669_8259.html
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