進学校の受験に失敗して、進学校の夜間部に通うことになった女子高校生。全日部の同級生と友達になるものの、常について回る劣等感との付き合い方を描いた映画です。ニコールキッドマンも、裕福な家庭で育ち全日制に通う友達も、手の届かないところにいるのか。母子家庭で貧困、母親の微妙な価値観が、エリート層から取り残されている感覚をより増幅させます。現代でなく、90年代後半の台湾という時代設定もいい。現実感と非現実感のちょうどよい混ざり具合でした。東洋的な競争社会は熾烈だけど、それぞれが苦難を乗り越えられればみんなに幸せが訪れる期待。
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