手に入れるまでの過程は刺激的です。欲しいものに対し身を滅ぼすほどの力を注ぎ、なりふり構わず手に入れる。しかし、手に入れてしまうとつまらなく思えてしまう。せっかく手に入れたんだから大切にしなよと他人は言うでしょうし、自分でもわかっているのです。でも、つまらないものはつまらない。冷酷になり、人をさんざん傷つけることを繰り返してしまいます。寄り添うように、相手の心をえぐっていく。しかし、自分が傷つけられている振りをして、そしてボロボロになって枯れ果てていくのです。それが幸福なのでしょうか。それとも幸福を削いでしまっているのでしょうか。そんな簡単に結論が出るものではありません。

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